韓国美容クリニックで施術を受けたあと、薬を渡されても、韓国語の説明だけでは「何の薬か」「いつまで飲むのか」と不安になりやすいものです。受け取る場で確認する項目と、帰国時に残しておきたい書類を先に知っておくと、落ち着いて判断しやすくなります。
まずは受け取る前に、薬の全体像を確認する
処方薬は、施術名が同じでも全員に同じ内容になるとは限りません。持病、アレルギー、妊娠・授乳の可能性、腎臓や肝臓の状態、服用中の薬やサプリメントによって、医師の判断が変わることがあります。
診察時には、お薬手帳や服用中の薬の写真を見せ、薬の名前と1回量を伝えましょう。血液を固まりにくくする薬、ホルモン剤、睡眠薬、漢方薬、サプリメントなども自己判断で除外せず、まとめて申告すると安心です。
受け取り時の基本チェック
- 自分の氏名と処方日が合っているか
- 薬は何種類あり、それぞれ何の目的で処方されたか
- 錠数・日数・袋の数が説明と一致しているか
- 施術当日から始めるのか、翌日からなのか
薬の名前は「商品名」と「成分名」の両方を残す
韓国の商品名だけでは、日本の医療機関や薬局で同じ薬を特定しにくいことがあります。袋や箱にある商品名に加え、一般名である成分名を英語表記で確認し、1錠・1包あたりの含有量も一緒に記録しましょう。
写真に残したい表示
- 商品名と成分名の英語表記
- 含有量(mgなど)と剤形(錠剤・カプセル・塗り薬など)
- 製造元、ロット番号、使用期限
- 薬袋の患者名、処方医療機関、調剤薬局名
薬が一包化されている場合も、中身を見た目だけで判断しないことが大切です。「この袋には何が入っているか」を一覧にしてもらい、箱や説明書を帰国まで捨てずに保管します。スマートフォンで表裏を撮影し、同行者にも共有しておくと紛失時の手掛かりになります。
飲み方は時間・期間・飲み忘れまで具体的に聞く
「1日3回」だけでなく、食前・食後のどちらか、何時間ほど空けるか、何日間続けるかを確認します。痛み止めのように症状があるときだけ使う薬なのか、決められた期間を想定した薬なのかも区別しましょう。
- 1回量、1日回数、開始日、終了予定日を確認する
- 水以外で飲んでよいか、飲酒や特定の食品を避ける必要があるか聞く
- 飲み忘れた場合と、誤って多く飲んだ場合の連絡先・対応を聞く
- 塗り薬は塗る部位、量、回数、洗い流す必要の有無を確認する
説明が分からないまま「たぶん食後」と決めず、通訳を介して書面にしてもらうのがおすすめです。他院や日本で追加の薬を処方されるときは、韓国で受け取った薬の一覧を医師・薬剤師に見せ、併用の可否を確認してください。
持ち帰り書類と日本への持ち込みを確認する
帰国後の照会や税関での確認に備え、薬袋や外箱に加えて、処方内容が分かる書類、診療明細、領収書を受け取ります。可能なら英語で、患者名、薬の商品名・成分名・含有量・数量・用法、処方日、医師名、医療機関の連絡先を記載してもらいましょう。薬が必要な理由を示す英文の診断書や医師のレターが必要かも、出発前に確認します。
海外で受け取った薬を日本へ持ち帰る行為は、自己使用でも個人輸入として扱われます。一般に処方箋医薬品は用法用量から見て1か月分以内なら税関で確認される範囲となる場合がありますが、成分や数量によっては輸入確認証、医師の書類、事前許可などが必要です。医療用麻薬、向精神薬、覚醒剤原料に該当する成分などは扱いが異なるため、薬名だけで判断できません。
出発前に成分名と数量をそろえ、厚生労働省の医薬品等の個人輸入案内、地方厚生局、税関、利用する航空会社の最新情報を確認してください。処方された本人が自分で使う分として持ち帰り、他人へ渡したり販売したりしないことも大切です。
帰国後に体調変化があったときのために
期待される経過、起こり得る副作用、服用を中止して連絡すべき症状を、処方時に医師へ確認します。息苦しさ、顔や喉の腫れ、意識の異常など緊急性が疑われる症状があれば、クリニックへの返信を待たず、日本の救急窓口へ相談してください。
受診時には薬の現物、写真、処方内容、最後に服用した時刻を伝えます。個人輸入した医薬品は、日本の公的な副作用被害救済制度の対象外となる場合があるため、帰国後も自己判断で量を増減せず、心配があれば日本の医師や薬剤師にも相談しましょう。
施術の効果や薬への反応には個人差があります。美容施術には医師のカウンセリングが必要であり、この記事は個別の診断や処方に代わるものではありません。
言葉や書類の確認に不安がある方へ
韓国美容サポートでは、事前相談から予約調整、通訳同行、帰国後の連絡まで、はじめての渡韓で不安になりやすい点を一緒に整理します。薬の成分や処方そのものを判断することはできませんが、医師に確認したい質問や、受け取りたい書類を準備するお手伝いが可能です。
相談は無料で、しつこいご案内は行いません。渡韓前のチェックリストづくりからでも、LINEで無料相談をご利用ください。