韓国で美容医療を受ける前に、過去の施術歴をどう伝えればよいか迷う方は少なくありません。記憶が曖昧でも、分かる範囲を整理しておくと、医師が現在の状態や希望を確認するための材料になります。
大切なのは、きれいな文章にすることではなく、事実と不明な点を分けることです。施術日・部位・薬剤名・経過の4項目を軸に、無理なく準備する方法を紹介します。
過去の施術歴を伝える理由
同じ「顔の施術」でも、注入、機器、糸、手術などで確認事項は異なります。以前の施術部位や時期が分かれば、医師は診察時に確認すべき点を絞りやすくなります。
ただし、施術歴だけで今回の施術が受けられるか決まるわけではありません。肌や組織の状態、服用中の薬、アレルギー、持病なども含め、医師が対面で判断します。予約段階では、分かる情報を早めに共有し、追加資料が必要か確認しましょう。
まず整理したい4つの項目
1.施術日
年月日が分かれば「2026年5月12日」のように記録します。日付を覚えていない場合は、「2025年秋ごろ」「約6か月前」のような目安でも構いません。正確な日付と推定した時期が混ざらないよう、「ごろ」「記憶では」と添えます。
2.施術部位
「顔」だけでなく、「右の頬」「両目の下」「鼻先」「あご中央」など、左右や範囲まで書くと伝わりやすくなります。写真がある場合は、部位を丸で囲んだ画像を補助資料にできます。
3.施術名・薬剤名
注入施術では、薬剤の種類に加えて製品名や注入量が分かれば記録します。機器施術は機器名、手術は術式名も確認します。領収書、同意書、予約メッセージ、施術後カードに記載がないか探してみましょう。
「ヒアルロン酸だと思うが製品名は不明」のように、分かる範囲と不明点を分けます。似た名称を推測で埋めるより、「不明」と書くほうが誤解を避けやすくなります。
4.施術後の経過
腫れ、赤み、痛み、内出血、しびれなどがいつ始まり、どのくらい続いたかを時系列で書きます。受診や処置を受けた場合は、その日付と内容も加えます。「問題なし」だけでなく、落ち着くまでの経過を短く記すのがポイントです。
時系列メモを作る5つの手順
- スマートフォンの写真、予定表、決済履歴、予約履歴を見直す
- 施術ごとに1行を使い、古いものから日付順に並べる
- 部位、施術名、薬剤名や機器名、量が分かれば追記する
- 施術後の症状、続いた期間、受診の有無を書く
- 確定情報には「確認済み」、記憶による情報には「推定」、分からない項目には「不明」と付ける
記入例
- 施術日:2025年11月ごろ(推定)
- 部位:両頬の中央付近
- 施術・薬剤:注入施術、製品名と量は不明
- 経過:当日から腫れがあり、記憶では3日ほどで軽くなった。追加受診なし
- 資料:施術前後の写真あり、領収書は確認中
複数回受けている場合は、一つにまとめず施術ごとに分けます。同じ日に複数の部位へ施術した場合も、部位別に書くと確認しやすくなります。
薬剤名や日付が分からないときの対処
情報が見つからないときは、施術を受けた医療機関へ、診療記録や施術内容を確認できるか問い合わせる方法があります。保存期間や交付方法、費用は医療機関によって異なるため、本人確認に必要なものも含めて尋ねましょう。
確認できない
- 施術前後や症状が出た時期の写真
- 予約確認のメッセージや電子メール
- 領収書、明細書、同意書、薬の説明書
- 当時受けた説明を、推定と分かる形で書いたメモ
写真だけで薬剤や施術内容を特定できるとは限りません。自己判断で名称を決めず、診察時に資料を見せて確認してもらうことが大切です。
韓国の医療機関へ共有するときの注意点
日本語の原本を残したうえで、韓国語または医療機関が指定する言語の要約を用意します。日付は「2025-11-12」のように表記をそろえ、左右を明記します。製品名は翻訳で変えず、容器や書類にある表記をそのまま併記すると照合しやすくなります。
既往歴、服用薬、アレルギー、妊娠・授乳に関する情報など、施術歴以外の問診項目も別に整理しましょう。資料を事前送付する場合は、送付先が医療機関の正式な窓口か、個人情報をどの方法で扱うかも確認します。
効果には個人差があり、施術には医師のカウンセリングが必要です。現在も強い痛み、急な腫れ、皮膚の色の変化、発熱など気になる症状がある場合は、渡韓予定を優先せず、まず身近な医療機関へ相談してください。
施術歴の整理に迷ったらご相談ください
「日付が思い出せない」「韓国語でどこまで伝えればよいか分からない」という段階でも、分かる情報から整理できます。韓国美容サポートでは、予約調整や通訳同行、帰国後の連絡支援についてLINEで無料相談を受け付けています。相談後に利用を急かすことはありませんので、準備に不安があるときにお声がけください。