韓国美容を調べていると、日本で聞いた名前と似ているのに、内容や料金が違って見えることがあります。
翻訳された施術名だけで同じものと決めず、機器・薬剤・施術範囲を順番に確認すると、予約後の行き違いを減らしやすくなります。
施術名だけでは内容を照合できない理由
美容医療のメニュー名には、機器の商品名、薬剤名、施術方法、クリニック独自のコース名が混在しています。日本語と韓国語で呼び方が違うほか、同じ通称でも使用する機器の型式や設定、薬剤、対象部位が異なる場合があります。
例えば「トーニング」という名前だけでは、使用機器や波長、照射方法まで分かりません。「肌管理」も、塗布、導入、注入など複数の内容をまとめた名称として使われることがあります。名称の一致ではなく、次の要素を分けて確認することが大切です。
- 使用する機器の正式名称、メーカー、型式
- 薬剤や製剤の商品名、主成分、製造会社
- 顔全体、頬のみなどの施術範囲
- 照射数、使用量、麻酔、診察料など料金に含まれる内容
予約前は3段階で照合する
比較するときは、候補の施術名を日本語へ置き換えるだけでなく、書面やメッセージに残る形で確認しましょう。口頭説明だけの場合は、理解した内容を自分から文章で送り、認識が合っているか返答をもらう方法もあります。
- 名称を確認する:韓国語の正式なメニュー名と英語表記を聞く
- 中身を確認する:機器、薬剤、使用量、施術範囲を一つずつ聞く
- 条件を確認する:担当者、費用、変更・中止条件、施術後の連絡先を聞く
日本で受けた施術と比較したい場合は、分かる範囲で過去の施術日、機器名、薬剤名、部位、気になった症状を伝えます。写真だけでは機器や薬剤を特定できないため、診療明細や施術記録があれば持参すると説明しやすくなります。
機器名を確認するときの質問例
同じ種類の施術でも、機器の世代やハンドピース、カートリッジによって内容が変わることがあります。出力などの設定は肌状態を診た医師が判断する項目なので、予約時に数値を指定するより、正式情報と判断方法を確認しましょう。
- 「使用する機器の正式名称とメーカー名を教えてください」
- 「機器の型式や世代、使用するチップは分かりますか」
- 「顔全体の料金ですか。目元やあご下は含まれますか」
- 「表示されているショット数は、片側ではなく合計ですか」
- 「当日の診察で機器や照射範囲が変わる場合、先に再見積もりがありますか」
ショット数や照射時間が同じでも、内容が同等とは限りません。数だけで優劣を決めず、対象部位と使用機器、医師の診察内容を合わせて比較してください。
薬剤名を確認するときの質問例
日本と韓国では、同じ成分でも商品名が違ったり、承認されている用途が異なったりする場合があります。「ボツリヌストキシン」「スキンブースター」などの通称だけでなく、実際に使う製剤を確認することが重要です。
- 「製剤の商品名、主成分、製造会社を教えてください」
- 「使用予定量の単位は何ですか。顔全体の合計量ですか」
- 「ほかの薬剤と混合しますか。混合する場合は名称と量を教えてください」
- 「韓国での承認状況と、今回の使用目的について医師から説明がありますか」
- 「アレルギー歴や服薬中の薬は、いつ、誰に伝えればよいですか」
単位や濃度が違う製剤は、数字だけを横並びにできないことがあります。薬剤の選択や使用量は自己判断せず、既往歴、妊娠・授乳の可能性、服薬状況も含めて医師へ伝えましょう。
施術範囲・費用・担当者まで確認する
「全顔」が、額からあごまでを指すのか、目周りや鼻、フェイスラインを除くのかは施設ごとに確認が必要です。施術範囲を文章で示してもらい、左右合計か、1回分か、追加料金が発生する条件も整理します。
- 診察、麻酔、薬剤、チップ、税金、施術後の薬は総額に含まれるか
- 医師の診察後に内容を変更・中止できるか、その場合の費用はどうなるか
- 誰が診察し、誰が施術を担当するか
- 通訳は診察、同意説明、会計、施術後の案内のどこまで同席するか
- 帰国後に気になる症状が出た場合の連絡方法と対応時間
効果には個人差があり、施術には医師のカウンセリングが必要です。期待できる変化だけでなく、起こり得る副作用やダウンタイム、代替案、受けない選択についても説明を受け、納得できない点が残る場合はその場で決めないことも大切です。
名前の違いに迷ったら事前に整理できます
候補の画面や見積もりを保存し、「機器」「薬剤」「範囲」「費用」「担当者」の5項目に分けると、確認漏れを見つけやすくなります。分からない項目は空欄のままにせず、未確認として質問に変えましょう。
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